バアちゃんありがとう
少し落ち着いたので書き残しておきたいと思います
人の死に関わるので、気分を害しそうな方はスルーして下さい
ぼくが愛媛に戻った理由であった祖母が亡くなりました
原因は誤嚥性肺炎でした
急変する前日にも、いつもの様にぼくがリハビリをして、元気だっただけに信じられませんでした
食事後、急変し施設から呼吸停止の状態で病院に運ばれた所で再会しました
心拍はあるが自発呼吸はない状態で、看護師さんがアンビューで空気を入れ、何とか家族が来るまでもたしてくれている状態でした
その時、病室にいた家族は私と母だけで、まだ他の家族は到着していませんでした
自発呼吸が止まってから50分近くたち、絶望的な気持ちの中、私はアンビューでの空気入れを看護師さんに交代してもらいました
暫くして何と自発呼吸が再開しました
しかし、SPO2は80台をウロウロする状態で、呼吸数も40近くあり非常に努力性の呼吸でした
本来ならNIPPVなり挿管するなりしてPEEPをかけて、炎症が起きて水がただ漏れになっている肺から、水分を押し出してあげた方がずっと楽だと思い、家族にそういう機器が使える病院に行く事を提案しましたが、母(医療従事者)によると病前、器械をつかって息をする事を拒否されていたというので、人力で呼吸介助する事になりました
呼吸介助をするとSPO2は90台になり呼吸も多少楽そうなので、その日の晩から翌日の朝まで、母と協力して8時間近く呼吸介助をしていました
しかし、朝方には呼吸介助をしなくてもSPO2は90台後半をキープ出来る様になり、昼間には駆けつけた沢山の親戚に会うことが出来ました
ぼくは峠を越したのではないかと勝手に安心して自宅に戻り寝ていると、また連絡があり、それは血圧降下が始まったというものでした
駆けつけた時には、もう心臓は止まっていました
親戚に最後の挨拶をするまで頑張ったのではないかと思われます
バアちゃんらしい最後でした
バアちゃんは私がどんな事をしても、無条件で支持してくる世界でたった1人の人でした
本当にありがとう
ありがとう