「はじめての研究法―コ・メディカルの研究法入門」・「4Steps エクセル統計」を読んでみた!
今から約2年前に県の理学療法士協会(以下,県士会)でABデザインのシングルケーススタディを発表させて頂きました
初めてだったのでむっちゃ緊張しました^^;
その際に抄録を書く必要があったので、再び自分の書いた症例報告を見返してみると、ツッコミどころも多くもうちょっと信頼性のある発表が出来ないものか、と悶々してしまったんですね
研究デザインの影響もあると思いますが、いかんせん説得力がない….
案の定、発表した会場では1番質問を多くされていしまいました(´ω`;)
そこで今回もうちょとマシなものを書けないかという事で、色々研究に関する本を物色
探してみると、呼吸リハでとても馴染みのある千住先生が研究法について書いてくれていた本があったので、 ポチってみました
これ
研究内容の発案から発表する所まで具体的な考え方から書く内容の記載があり、県士会で発表する前に読んでいたら良かったなぁと思わせる物でした
これから初めて研究発表などしようとする方には特にオススメできるのではないでしょうか
研究計画書?何それうまいの?って思われる方は是非読んでおいた方がいいと思いますよ
ただ欲しい情報(研究デザイン等)についての詳しい記述は書かれていませんでした
そこで自分が説得力のあると思うような論文を振り返ってみると統計処理されたものが多いことに気がつきました
なんだかんだいっても数字は客観的で強いんですね
統計を用いないケーススタディには、個別性の高さがあって臨床でもかなり参考になるのですが、統計をつかった論文の説得力には及ばない印象です
また統計は自分の弱い分野でもあるので、勉強したいと思うようになりました
ちょうどいいタイミングで今年の7月に県理学療法士協会の方で統計の講習会を開いてくれるとのこと
早速申しこんだ所、受講受理されましたヽ(∀)ノ
その講義を受けるにあたって推奨図書が紹介されていたので、受講までの間にちょっと勉強しておこうと思います
そがこれ
この本には手持ちのExcelに新たな統計機能を付け加えるソフトも付属
ちなみに研究で使うような統計処理ができるソフトってとってもものすごい高価ですが、この本はソフトもついてたった2348円!
それだけでも買う価値は十分にあると思います
確かにこの本に書かれてある通りに入力すれば、よく論文等で利用されている統計処理ができました
あっているかどうか分からないですが^^;
やっぱり沢山ある統計方法の中からどの検定方法を選べば良いのか?がイマイチ理解できませんでした(・_・;)
何度か読み込まないといけないのか、県士会で行ってくれる講義にも期待したいと思います
後日統計の講義受講した際の記事はコチラ
統計の講義からの愛媛病院からのおんまく花火 – ちんねんの徒然なる日記
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