「呼吸理学療法標準手技」
勉強会でもよく参照させてもらっている本です
仲の悪い事で有名な 眞○先生 と 宮○先生 が一緒に監修されたという事で、この本を発見したときに衝動買いしてしまいました(・_・;)
呼吸理学療法手技って教えてくれる先生によって微妙に定義が違っていたりする事ってないでしょうか?
「あれ!?○○って言ってはるけど、☓☓じゃないん?」とか…
学ぶ方としては混乱してしまい事が結構ありました
この本では呼吸理学療法手技などを教えてくれる先生方が集まってしっかり定義付けがなされた本です
そういった意味でも本当に画期的な本ではないかとぼくは思っています
また日本発の手技である、呼吸介助やスクィージングなどについても、有効性については経験的な側面が強く、科学的根拠が不十分であるという問題点について率直に書かれており、これからどうしていったら良いのかについても、冒頭でも述べられていました
呼吸リハビリテーションの現場で使われている手技が網羅されており、そのメリットやデメリットやコツ(注意点)についても書かれているので、呼吸リハの手技的なものについて整理したい方には特にお勧めですよ
ばくも知っていたつもりで間違えて認識していた手技などがあり助かりました(・_・;)
また最後の方には疾患別のケーススタディが書かれてあり、参考になります
ご自分の普段の臨床と比較しやすいんじゃないでしょうか?
おススメです
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COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者さんの息切れを軽くするために
①COPDの患者さんが医療従事者に望む事は?
②「禁煙」しないとリハビリしても意味はない!
③「薬物療法」 と「酸素療法」に加えて「リハビリ」をする効果は?
④腹式呼吸は指導すべき?
⑤横隔膜の同定には打診!
⑥息苦しい動作をする時のコツを知っていますか?
⑦息苦しい動作の評価の仕方(医療従事者向け)
⑧COPDの患者さんには食事(栄養療法)が大切な理由
⑨なぜCOPDの患者さんは筋トレをしないといけないのか?
⑩「筋持久力」と「全身持久力」との違いはわかりますか?
呼吸理学療法手技
・ポストリフトって知ってますか?
・「呼吸介助」 と 「スクイージング」の違いについてサクッとまとめてみた
・呼吸介助についてまとめてみたよ!
・息苦しいから呼吸介助?(息切れがあっても呼吸介助の意味がない場合)
・自分で痰を出しやすくする方法(ハッフィング)についてまとめてみた
吸引回数を減らすために
①ゴロゴロ(貯痰留音)するからといって反射的に吸引していないですか?
②動く(動かす)と吸引回数が減る理由はわかりますか?
聴診
①前から見た時の、上・中・下葉の見つけ方
②横と後ろから見た時の、上・中・下葉の見つけ方
③肺区域(S1~S10)の場所の見つけ方
④なぜ肺から音が聞こえるかわかりますか?
⑤正常な音と、そうではない音との聞き分け方
呼吸関係その他
・呼吸療法認定士試験の勉強方法
・「スクイージング」の宮川先生達の講義があったので行ってきた!
・酸塩基平衡の見方
・側副気道・排痰機序・等圧点理論
・換気血流比不均等、低換気の原因、シクソトピーコンディショニング
・COPDは糖尿病と同じ?
・貯筋しましょう!(侵襲時の代謝の特徴)
・「運動」は最良の薬!
・ABCDEバンドル と維持期
・COPDの患者さんにも積極的な栄養療法が適さない時期がある!(不可逆的悪液質)
・リスク管理、スターリングの法則、拡散障害
・気道粘膜除去装置(パルサー)説明会
・「オーラルフレイル」の岩佐先生の講義があったので行ってみた!
・呼吸の勉強会(RTXのケーススタデイ)に行ってきた!
・第11回愛媛県呼吸不全研究会に行ってきた!(Mostgraph)
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