第43回リハビリテーション特別研修会(介護予防推進リーダー士会認定事業)
今回はスタッフとして参加
研修会名は 『 第43回リハビリテーション特別研修会 市民公開講座 テーマ「介護予防で元気を呼ぼう」 』 です
「呼ぼう」で「予防」とは、なかなか洒落てます
場所は、新居浜総合福祉センター「多目的アリーナ」でありました
参加した動機としては、主に介護予防推進リーダーの資格を得ることでした
今年の4月に介護予防推進リーダー研修を受けましたが、
この研修を受けるだけでこの介護予防推進リーダーの資格をゲットすることはできなくて、更に士会認定事業への参加が義務付けられています
詳しくはこちら
今回ちょうどこの研修会が、その事業にあたっていたので参加することにしました
和歌山にいた頃は県士会の活動には結構参加していたのですが、愛媛に戻ってきてからは初めてになります
会場の新居浜総合福祉センター
入場の始まる1時間前から、参加者と思しきタオルを首にかけたおじいちゃん、おばあちゃんがセンター入り口で待機されていたのには驚きました
むちゃ気合が入っとる!
健康に対する意識の高い高齢者の方ってやっぱりいらっしゃるのですね
今回の研修会のプログラム
僕はこの中の体力測定の「棒落下テスト」の測定者として参加しました
筋力ではなく神経系の機能をみるテストです
文献等では見ることはあっても臨床で「棒落下テスト」をすることはなかったので、心配だったので事前に予習してきました
参考にしたHPはこちら
加えて今回参加者の方を測定する前に、県士会に方が丁寧に測定方法等について教えて頂けたので安心でした
(´∇`) ホッ
測定に使用したリアクションバー
今回、測定だけ何十人もさせて頂きました
被験者の方も色んな方がいて同じ説明でも、リアクションがみんな異なります
とってもいい説明の練習になり面白かったですが、最後の方は声が枯れてしまいました(・_・;)
講演の2題とも普段よく利用者さんやご家族から聞かれる内容でもあるので、自分ならどの様に伝えているのだろうかと妄想しながら拝聴させて頂きました
今回の講演でも感じたのですが、座学一辺倒ではなく、聞かれている方に動いてもらうことがかなり反応がいいと、外からみていて特に強く感じました
マネさせて頂きます
今回頂いた受講証明書
今回、参加させて頂くにあたり準備して頂いた県士会のスタッフの方々、講演してくれた先生方、そして何より参加して頂いた皆さん、ありがとうございました
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関連リンク
(ぼくがした講義・スライド)
・転倒予防がなぜ重要なのか?(訪問看護師さん向けの転倒予防の講義①)
・転倒の原因を考える(訪問看護師さん向けの転倒予防の講義②)
・転倒予防にオススメの運動 (訪問看護師さん向けの転倒予防の講義③)
・地域住民の方に転倒予防の講義をしてみた!(地域住民の方向けの転倒予防の講義)
(講義・スライドの元ネタ)
・転倒予防①(転倒が寝たきりの原因となる理由、訪問看護・リハビリ と 転倒)
・転倒予防②(転倒の原因、「段差」は転倒の原因ではない?)
(その他)
・法人リハビリスタッフ向けに「転倒予防」の講義をしてみた!(来月の告知あり)
・第43回リハビリテーション特別研修会(介護予防推進リーダー士会認定事業)
・介護予防推進リーダー研修
オススメ本
こちらも読まれると更にブラッシュアップできますよ
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者さんの息切れを軽くするために
①COPDの患者さんが医療従事者に望む事は?
②「禁煙」しないとリハビリしても意味はない!
③「薬物療法」 と「酸素療法」に加えて「リハビリ」をする効果は?
④腹式呼吸は指導すべき?
⑤横隔膜の同定には打診!
⑥息苦しい動作をする時のコツを知っていますか?
⑦息苦しい動作の評価の仕方(医療従事者向け)
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⑩「筋持久力」と「全身持久力」との違いはわかりますか?
呼吸理学療法手技
・ポストリフトって知ってますか?
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・呼吸介助についてまとめてみたよ!
・息苦しいから呼吸介助?(息切れがあっても呼吸介助の意味がない場合)
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吸引回数を減らすために
①ゴロゴロ(貯痰留音)するからといって反射的に吸引していないですか?
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②横と後ろから見た時の、上・中・下葉の見つけ方
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⑤正常な音と、そうではない音との聞き分け方
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こういう研修があるのですね。積極的にスキルアップをされており凄いですね。私も見習わないといけないと思いました。介護予防は、在宅生活を長く続けるためには基本となりますよね。
県の理学療法士協会が行っている一般の方向けの催しですね。
看護師さんもよくされている健康相談会みたいなものじゃないでしょうか。
この資格も普段の臨床で使えるような介護予防の知識が増えればってことで参加したのですが、
実際は最新の知見ではなく、市町村の介護予防事業に如何に理学療法士が食い込むかという営業的!?な内容でした。
得るものもありましたが、中々思ったとおりにいかないですね。
ここまでやったなら資格とっておこうと言う事で、必要条件を満たすために今回の認定事業に参加しました。
またこの事業でも得ることがあったので、参加して良かったです。
介護予防は、訪問看護を利用される本人だけではなく、介護されている家族さんにも使えるものなので結構僕らには重要だと思います。
キーパーソンとなる家族さんがダウンしてしまったら、在宅生活が途端に困難になってしまいますから。