気道粘膜除去装置(パルサー)説明会 からのスイム②
本日、当ステーションで気道粘膜除去装置(パルサー)の取扱説明会がありました
事前にはカフアシストの説明と聞いていたのですが、見知らぬ機器で少し興奮しました (゚∀゚)
カフアシストについては以下のHPを参照
カフアシストの使用方法と設定 – 東埼玉病院 リハビリテーション科ブログ
チェスト社のパルサー
いま覚えている「パルサー」の簡単な特徴を列挙してみます
①カフアシストは蛇腹が1つなのですが これは吸気用と呼気用の蛇腹が2つがある
これはルートを2つにする事で 再呼吸のリスク つまり、自分の吐いた息を再び吸うリスクを減らす事ができる
②-5cmH2O程度の圧検知が可能
少ない吸気圧でも反応してくれるため
特に吸気圧の少ない患者さんとっては助かりますね
③デジタルなためしっかり数値で設定出来る
操作者による差がつきにくい
④吸気に振動を加える事ができ、また振動の幅もかなり細かく設定できる
この振動で気道の線毛運動を良くして 排痰を促す事ができるとの事でした
アカペラは呼気に振動を加えるので、その吸気版といった所でしょうか?
⑤やろうと思えば、付属のリモコンでも操作可能なため、機器のすぐ横にいなくてもいい。
これは呼気に合わせて、呼吸(咳嗽)介助を行うセラピストにとってはなかなか嬉しい機能ですね
うまく呼気のタイミングを合わせられたら、患者さんの負担も少なそうです (^ω^)
これらの機器(カフアシストを含めて)は在宅でしか保険点数が認められてないのですが、 ぜひ厚労省は病院でも認めてもらいたい所です
咽頭ゴロ音(貯痰留音)がちょっとでもしたら、 すぐに吸引する方がいますが、 ある程度痰を中枢気道に集めてから 吸引するというという意識を この機械は医療従事者に植え付ける事ができそうな気がします。
そうすることで吸引回数を減らし 患者さんの気道内粘膜損傷やその他リスクもかなり防げるのではないかと思われます。
パルサーについてのメーカーHP
今日はかなり暑かったので 清正の湯のプールに泳ぎにいきました
クロール1000m バック1300mぐらい?
途中でターン数を数えるのを失念(≧з≦)
56分ぶっ続けで泳ぎましたが、泳ぎ切った後はとっても気分が良くなります
オススメですよ
スポンサーリンク
こちらも読まれると更にブラッシュアップできますよ
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者さんの息切れを軽くするために
①COPDの患者さんが医療従事者に望む事は?
②「禁煙」しないとリハビリしても意味はない!
③「薬物療法」 と「酸素療法」に加えて「リハビリ」をする効果は?
④腹式呼吸は指導すべき?
⑤横隔膜の同定には打診!
⑥息苦しい動作をする時のコツを知っていますか?
⑦息苦しい動作の評価の仕方(医療従事者向け)
⑧COPDの患者さんには食事(栄養療法)が大切な理由
⑨なぜCOPDの患者さんは筋トレをしないといけないのか?
⑩「筋持久力」と「全身持久力」との違いはわかりますか?
呼吸理学療法手技
・ポストリフトって知ってますか?
・「呼吸介助」 と 「スクイージング」の違いについてサクッとまとめてみた
・呼吸介助についてまとめてみたよ!
・息苦しいから呼吸介助?(息切れがあっても呼吸介助の意味がない場合)
・自分で痰を出しやすくする方法(ハッフィング)についてまとめてみた
吸引回数を減らすために
①ゴロゴロ(貯痰留音)するからといって反射的に吸引していないですか?
②動く(動かす)と吸引回数が減る理由はわかりますか?
聴診
①前から見た時の、上・中・下葉の見つけ方
②横と後ろから見た時の、上・中・下葉の見つけ方
③肺区域(S1~S10)の場所の見つけ方
④なぜ肺から音が聞こえるかわかりますか?
⑤正常な音と、そうではない音との聞き分け方
呼吸関係その他
・呼吸療法認定士試験の勉強方法
・「スクイージング」の宮川先生達の講義があったので行ってきた!
・酸塩基平衡の見方
・側副気道・排痰機序・等圧点理論
・換気血流比不均等、低換気の原因、シクソトピーコンディショニング
・COPDは糖尿病と同じ?
・貯筋しましょう!(侵襲時の代謝の特徴)
・「運動」は最良の薬!
・ABCDEバンドル と維持期
・COPDの患者さんにも積極的な栄養療法が適さない時期がある!(不可逆的悪液質)
・リスク管理、スターリングの法則、拡散障害
・気道粘膜除去装置(パルサー)説明会
・「オーラルフレイル」の岩佐先生の講義があったので行ってみた!
・呼吸の勉強会(RTXのケーススタデイ)に行ってきた!
・第11回愛媛県呼吸不全研究会に行ってきた!(Mostgraph)
ブログランキングに参加しています。
お役にたてたようならポチッとお願いします。
訪問看護 ブログランキングへ