丸のこ定規を自作してみた!

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はじめに

患者さんの所の環境調整にコンパネという大きな板 を 丸のこで切断して使う事があるのですが、長いものを切り出す時に真っ直ぐに切れなくて困る事が多くあります(・_・;)

 

精度が必要なものは特に

 

以前から丸のこ用の定規の作り方をネットで紹介している方がいらっしゃったのでいつか作ってみようと思っていたのですが、ついつい後回しになっていました

仕事で丸のこを使う頻度も多くなってきたので今回重い腰をあげて作る事に

今回はホームセンターのカッテイングサービスを利用してできるだけ簡単なものを作りました

 

 

で完成品がコチラ

B

①長い1800mm定規  と ②短めの640mm定規  

板の上に載せた板に丸のこの台座を添わせて切る道具になります

 

 

断面はこんな構造

xzxz

この色がついている所に丸のこを走らせると矢印の所で切れる仕組みになっています

 

青と赤で2通りの切り方が出来ます

 

上の写真に色をつけて分かりやすくするとこんな感じ

Processed with MOLDIV

 

 

 

今回参考にさせて頂いたのはコチラのHP

丸ノコで長い材を切るときはどうする?ベニヤでできる定規の作り方と使い方は?

 

薄いベニア板でも定規は作れそうでしたが、せっかく作ったのに折れたら悲しいのと、切断する際に丸のこの台座が分厚い方が添いやすいのではないか、と思ったので少しごつ目のベニア板を使う事に

 

コチラ

A

厚さは少しゴツくて4.0mm

同じ売場では2.5mmのものが一番薄かったです

 

 

 

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設計図 と 作成手順

 

これを店員さんに頼んで以下の設計図の様にカットしてもらいました

定規なのでまっすぐじゃないと困りますものね

ホームセンターの専用の機械ならまっすぐです

 

C

 

ここ数値は売られていたベニア板ぼくが持っている丸のこの大きさ から決めました

 

 

ぼくが持っている丸のこはこれ

 

 

まず台座の端から丸のこの刃までの距離を測ります

dsd

 

測ると長い方が90mm、短い方が30mmという事が分かりました

 

ここの矢印の所

e

あとから家で丸のこを実際に走らせて余分な所をカットするので、この時点ではそれぞれ20mm大きめにしています

 

 

それで長めの丸のこ定規の大きさは 

①縦横 210mm ×  1800mm となりこの大きさでカット

また丸のこのガイド(添え木)となるベニアも幅は50mmでカットしてもらいます

必然的に横は①と同じになるので ②縦横 50mm ×  1800mm となります

 

 

今度は短い方の定規の大きさは、①と②をカットした後、ベニアは縦横 640mm × 1800mmのものが余っているので

③縦横 640mm × 210mmでカット

丸のこガイド(添え木)となるベニアも④縦横 640mm × 50mm でカットしてもらいました

 

 

 

流石にホームセンターにある機械の精度はすごいので真っ直ぐですf

このカッティングが真っ直ぐじゃないとせっかく定規をつくってもまっすぐじゃなくなってしまいます

そのためホームセンターでカットサービスがあるのなら是非してもらう事をおススメします

 

 

後は設計図の様に、① と②、③と④ を木工用ボンドで接着します

 

長さをチェック

写真 2017-04-02 19 06 56

 

木工ボンドをしっかりつけます

写真 2017-04-02 19 08 46

 

重しを載せて圧着させます

ぼくの場合はダンベルプレートが沢山あるのでそれをつかいました

写真 2017-04-02 19 23 50

はみ出たボンドは濡れた雑巾で拭き取っておくといいですよ

約半日ぐらい放っておくとしっかり接着します

 

 

しっかりくっついた丸のこ定規に丸のこを実際に走らせて、余分な20mmをカットして完成です

その際にスプリングクランプがあると薄い材を固定するのに便利ですよ

写真 2017-04-04 18 20 19

 

 

写真 2017-04-02 17 59 26

このカットする時にはしっかり添え木となるベニアに台座を添わせる事が大事です

 

 

っf

 

 

これで出来上がり

B

これで定規ができたので、丸のこで楽に真っ直ぐカットする事ができそうです

 

 

ただ今回、面倒くさがって初めスプリングクランプで固定せずに丸のこを走らせていたら下に置いていたコンテナまでカットしてしまいました(・_・;)

写真 2017-04-08 16 45 39

やっちゃった~

 

 

 

薄い材を固定する際にはスプリングクランプを使う事をおススメします

 

どこかのだれかの参考になれば嬉しいです

頑張っていきまっしょい!

 

 

次の記事はコチラ ⇒ 2×4(トゥバイフォー)材で馬(工作用の台)を作ってみた!

 

 

 

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