卓上マイクスタンドをカメラ三脚を使って自作（ブームマイクスタンドの様なもの？）

はじめに

ぼくは現在、来年の心臓リハビリテーション指導士の受験に向けてコツコツ勉強しているのですが、その勉強方法の1つに自作問題を読み上げたものを録音して聞く事もしています

以前にケアマネや呼吸療法認定士の勉強の時にもその様なやり方（録音したものを速聴で聴いている内容の記事はコチラ ）をしていて、自分には合っている感があったんですね

録音自体はいつも筆箱に常備しているICをレコーダーでしているのですが、付属のスタンドを使っても口から離れているため音の鮮明さに欠けるのがちょっと不満でした

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大き目の声をだせば何の問題もないのですが、ご近所迷惑になってもいけませんし

このICレコーダーがもうちょっと口元に近づいてくれたら全く問題がないんです

ちょうどこの付属のスタンドには、カメラを三脚に固定する時につかうクイックシューに固定できるようにネジが切られていたので、これをうまく使って手持ちの小型の三脚を使用して、マイクスタンドを自作してみる事にしました

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今回目指した理想的なスタンドはこんなの

Koolertron　卓上マイクスタンドマイクホルダー付き高さ調節　取り外し可能で収納便利ブラック (グースネック付きタイプ)

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清水商事

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普通に三脚にICをレコーダーをクイックシューを使って固定するとこんな感じ

写真 2017-10-10 16 05 13

ICレコーダー付属のスタンドを使う時よりも口元まで若干近いですが、それでもまだまだ距離があります

で試行錯誤の末に、こんな形になりました(・_・;)

ファイル 2017-10-11 6 28 20

見た目はいまいちですが、これでもか！と口元に近づいたので

小さな声でも鮮明に録音できるようになりました(^^)

このクイックシューに使われているネジが中々特殊だったために、加工に苦労しました

特にカメラ関係でクイックシューを自作したり、あるいはいじってみたいと思われる方には参考になると思います

作成手順

まずクイックシューに固定するためのネジに合うナットと、ICをレコーダーのスタンドに合うネジを探す必要があります

ぼくは結構色んな種類のナットやネジを持っているのですが、合うものが1つもありませんでした(・_・;)

そこで「クイックシューネジ　種類」でググってみると、ウイットネジ（W)の1/4サイズのものが使われている事がわかりました

じゃ実際に合うのか確かめてみようという事で、ホームセンターにクイックシューとICレコーダーのスタンドを持参し、店員さんに事情を説明し試させてもらいました

結果はウイットネジ（W)の1/4サイズでバッチリ

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ネットの情報には助けられています

という事で今回の必要なネジとナットの種類がわかったので、自作に必要な物品を購入

自作に使った主な材料

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①ユニクロ六角ボルトW1/4×20　（21円/個）

これはICレコーダーのスタンドを板に固定する時に使います

長さを（20mm）にしたのは、板の厚みが12mであり、ボルトを板に固定するために使用するナット（厚み5mm)やワッシャ－（厚み1mm)の厚みを考慮すると、20mmぐらいが良さそうと思ったためです

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②ユニクロ六角ナットW1/4 （38円/4個）

ICレコーダーを固定するボルトと板上に固定するのに使います

③ユニクロ丸座金W1/4 （35円/8個）

ICレコーダーを固定するボルトと板上に固定するのに使います

板に直径10mmの穴を開けるため、この座金がないと穴にボルトが変にハマってしまうので必要

④家にあった合板

表面だけ塗装されたタイプの合板

ちょうどいい幅（32mm)で長さが1mのものが転がっていたので使用しました

板だと金属と違って加工しやすいので便利です

十分な強度とそんなに重すぎないのがメリットだと思います

⑤W1/4×20の高ナット　（35円/個）

これを合板に開けた穴に打ち込み、クイックシューについているネジで固定できる様にします

長さを20(mm)にしたのは、ホームセンターの売り場で合板の厚み（12mm)に一番近いものだったから

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⑥ユニクロ六角ボルトW1/4×12　（20円/個）

これはW1/4×20の高ナットを合板に固定する時に使います

⑦M6×22のワッシャー　（たぶん200円くらい/20個）

これもW1/4×20の高ナットを合板に固定する時に使います

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高ナットを合板にハンマーではめ込むだけでは、使用していくうちに穴の中でナットが回ってしまう事が考えられます

高ナットの裏ではクイックシューに固定される事から使えません

そこで表で短いボルト（ユニクロ六角ボルトW1/4×12）と大きめの台座（M6×22のワッシャー）を使い合板に固定する事を考えました

一番良かったのはワッシャー自体に爪がついているものがホームセンターで売られていたらよかったのですが、なかったため大きめの台座を加工する事

ワッシャーに爪がついているのはこんなの

ステンレス歯付きワッシャー (内歯形) 太さ＝10mm用　【バラ売り： 10個入り】

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ネジのトミモリ

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近くのホームセンターで売られていたらラッキーですね

では材料はこれくらいにして、実際の手順に入っていきます

１．合板に高ナットを入れるための穴をあける

実際に穴が大きすぎればガバガバになってしまいますし、小さすぎればナットが入ってくれません

ナットの大きさから穴の大きさ（穴径）が12mmか10mmなら入りそうな感じだったので、試しに2つ穴を開けて試してみました

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12mmならガバガバ(・_・;)

10mmならドリルで穴を少しヨコにグリグリすれば何とか入りそうだという事が分かったので穴の大きさは10mmに決定

ハンマーでガンガン叩くと無事に高ナットは無事に合板の中に入ってくれました

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もう一方のICレコーダーのスタンドを合板に固定するためのネジを取り付ける穴を開けていきます

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この穴の位置を決めるためには合板の長さを決めないといけないのですが、だいたい合板の長さが330mmぐらいあればちょうど良さそうなので、合板をきる所に印をつけ、その手前に直径10mmの穴を開けました

2.合板を切る

合板は固いので手のこでは結構しんどいのですが、幅が狭かったので簡単に切る事ができました

ここで一旦、金具をつけてみて仮合わせ

ん～マンダム

３．高ナットを合板に固定する

写真 2017-10-10 18 14 51

インパクトドライバーに8mmの鉄工用ドリルをつけ穴を開けていきます

むっちゃワッシャーが熱くなるので途中何度か休憩しながらする事をおススメします

火傷しそうになりました(・_・;)

このワッシャー結構薄かったのですが、１個穴を開けるのに数分かかる事に

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結局3つも穴を開けましたが、1つで十分だろうという事で1つしか使いませんでした

疲れてきていたのか少しアバウトになっています

穴を開けるとバリがでてくるのでインパクトドライバーに金属用の砥石のついたビット（これは100均にもあり）をつけて綺麗にしていきます

このワッシャーを小さいネジで合板に固定した上で短いボルトをきつく締め合板と高ナットをしっかり固定させます

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これで高ナットが合板の中で空回りするのを予防できると思います

４．ディスクグラインダーで角を取った後、油性ニスで非塗装面を塗っておく

角が尖っていると痛々しいのでグラインダーで合板の角を取っておきます

またこのまま使用すると合板の塗装していない面から木くずが結構出てくるので油性のニスを塗って予防しておきます

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見た目も綺麗

５．フックを取り付ける

録音しない時には壁にかけておけた方がいいと思ったのでフックをつけてみました

フックを着ける前に下穴を開けないと合板が剥がれやすくないので注意

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使わない時は筋トレで使うリストラップの隣で待機

６．できあがり

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今回目指したのはこんなスタンドでした

Koolertron　卓上マイクスタンドマイクホルダー付き高さ調節　取り外し可能で収納便利ブラック (グースネック付きタイプ)

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清水商事

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確かに今回作ったものは見てくれはイマイチですが、三脚も普通に撮影にも使えますし、録音以外のときは壁に掛けておけれるので場所をとらず意外と優秀なのかも、と思い始めています

問題は耐久性ですね

ちょっとしたものでも、自分で作ってみるのは楽しいですよ

どこかの誰かの参考になれば嬉しいです

頑張っていきまっしょい！

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