ダイキンエアコン分解洗浄(F25STES-W)
この記事の目次はコチラ
はじめに
筋トレ部屋に設置したスマート化したエアコンなんですが、昨年の夏頃に使っていても微妙にカビくさい臭いがしてました(・・;)
早めに掃除をしなければと思ってはいたのですが、忙しさにかまけてほったらかしの状態に…
暑くなってくるし…、ipad proも来るし、もうすぐ実習生も来るし…、認定理学療法士(呼吸)の試験対策もしないと…、いう事で重い腰をあげて分解して洗浄する事にしました
コチラのDIYをめぐる冒険様のYouTube動画を参考にさせていただきました
分解する前に現状の確認という事で
外から送風ファンを見てみると結構汚れています
何か送風ファンに白いホコリみたいなのが垂れ下がっていて、
本体内部も黒いポツポツ(おそらくカビ)が見えます……
送風ファンと言われてもどこか分かりにくいと思うので
エアコンの各部の名称の説明
今回の分解洗浄では、エアコン本体から前面パネル(フィルターを含む)と送風ファンを取り除き丸洗いして
壁側に残ったエアコン本体も洗える範囲でゴシゴシ洗いました
送風ファンをゴシゴシ中
黒い汚れがドクドクと……
でこんな感じにキレイになりました
送風ファンの白いホコリみたいなのと、本体内部の黒いポツポツは消えました!
ただ今回の分解洗浄にあたっての懸念が1つありました
そればこの送風ファンを取り外すためには
エアコンに向かって左側にある程度スペースがないと難しいという事です
ぼくの場合たった61cmしかなかったため
送風ファンが取り外せるのか本当に不安でした
「何cmぐらいのスペースがあれば出来る」という事をコメントしている動画を、見つける事が出来なかったためです
結果、なんとかギリギリ取り外す事ができたので
ぼくと同じ機種を持たれている方には参考になると思って今回記事にしてみました
今回初めてエアコンを分解洗浄したのですが
痛感したのは「1にも2にも養生が全て」という事でした
しっかり養生したはずなのに洗浄した廃液が畳にポタポタ垂れてきてしまったり
本体に接着したはずの養生テープが洗浄液で剥がれてしまったりして
かなり焦りました(・・;)
洗浄後の乾燥時間の2時間を含めると初めから終わりまで4時間ぐらい掛かりヘトヘトになりましたが
送風口から見るエアコン内部もキレイですし
エアコンから出る空気を真正面から受けても全然カビ臭くなく、むしろいい匂いを実感できると
本当にやって良かったと思えるDIYでした
ただ注意点として
エアコンを壊してしまうリスク、火災の原因となるリスクもありますので
事前によく調べた上で自己責任でチャレンジしてみて下さい!
きっとこのエアコンがまたカビ臭くなったらまた分解洗浄しますし
爺ちゃんの部屋にあるエアコンも早めにする予定です
今回分解洗浄するにあたって、使ってみて良かった道具や手順などを紹介します
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使った道具
①プラスドライバー・・・前面パネルをエアコン本体から完全に取り外す時(3ヶ所)と、アルミフィンが本体に何箇所か固定されているのですがその内の3ヶ所を外す時に使いました
ぼくのエアコンの場合、通常の長さのドライバーで大丈夫でした
天井側かネジを回さないといけない場合は短めのドライバーが必要になると思います
②ゴム手袋・・・送風ファンを取り外すためには、アルミフィンを持ち上げないと取り出せません
アルミフィンは結構鋭いので手を切りやすいので手指の保護のため
また送風ファンを強アルカリのカビキラーで洗浄するのですが、手がノーガードだとむっちゃ荒れると思うので手の保護のために使いました
使ったのはいつも使う作業性のいいコイツ
③洗浄剤(カビキラーとマジックリン)・・・送風ファン洗浄にはカビキラー、その他はマジックリンで洗浄しました
両方ともアルカリ性で金属を腐食させる作用があるので、洗浄成分が残らない様にしっかり水で流す様にして下さい
使い分けた理由としてはカビキラーの方がアルカリ性が強いと思われるので、本体金属部分にかかるリスクを減らすために使い分けました
④養生用のマスカー・・・マスキングテープにビニールがくっついたやつです
壁紙を痛めない様に室内用のマスカーと、本体に貼る様のマスカーを使い分けました
⑤マスキングテープ・・・マスカーでは養生しきれない微妙な隙間の養生や、マスカーのビニールがビラビラするのを壁などに固定したりするのに使いました
大(20mm幅)小(6mm幅)あると便利
洗浄した廃液が畳に垂れてきて時もコイツで廃液の流れをコントロールして被害を小さくする事ができました
用意しておいた方が絶対いいと思います
⑥養生テープ・・・洗浄液がながれそうなエアコン本体に低粘着タイプの養生テープを貼ったのですが、洗浄液が流れる所はあっけなく剥がれてしまい、焦りました…
本体の洗浄液が流れていきそうな所には強粘着タイプの養生テープを貼る事をオススメします
⑦ハサミ・・・マスカーのビニール部分を切るのに使います
ハサミなしでも手で切れるのですがあった方が作業性がいいです
⑧柄が長く毛先の柔らかいブラシ・・・アルミファンは完全に取り除く事はできないので、本体側の洗浄の際に狭い隙間からブラシで洗う必要があります
100均でも同様の商品はあると思いますが先が硬かったり、小さな隙間に張り込めない場合が多いです
ここはケチらず500円ぐらいする専用品の方がいいと思います
⑨毛足の長いナイロンブラシ・・・送風ファンをゴシゴシする際に使います。毛足さえ長ければ百均でも問題ありませんでした。
⑩蓄圧式噴霧器(4㍑)・・・エアコン本体やアルミフィンを水洗いする際に使いました
洗浄成分はアルカリ性であるため、残ると金属を腐食してしまいます
しっかり洗い流すためには必要だと思います
大体3回ぐらい(合わせて4㍑×3回=12㍑)使いました
⑪バケツ・・・本体を洗浄する際に出る廃液をマスカーを伝わって集める目的で使用
10㍑以上の大き目の取っ手がついているタイプがオススメ
15㍑タイプであれば最後に1回捨てるだけでいいので便利ですが、百均で売られている10㍑タイプ(¥330)でも、途中で1度捨てに行けば問題ないです
その時には廃液が伝わってきますがタオルなどを置いて代わりをしてもらいましょう