ポリッシャー(リョービ RSE-1250)で車磨き
はじめに
今回も車関係の記事です
車関係の記事がたまっていて、書いとかないと次にいけないので気合で書きます(・_・;)
GW中3連休を頂けまとまった時間をゲットできたので、かねてからしてみたかったポリッシャーという機械を使った車磨きをしました
ポリッシャーとはこんなの
こいつを使って連続3日間、毎日6時間程度したのですがGW中には終わらず(・・;)
結局、月をまたいで6月までかかりました…(のべ8日間)
むっちゃ時間はかかりましたが、途中でやめる訳にはいかず最後までやりきる事ができました
作業後、1時間程度腕が痺れる事も度々
これがひょっとして振動病といわれてるヤツか……とビクビクしながら行いました
素人なりによく出来たとは思っていますが、改めてプロの方の仕事の凄さを身を持って感じる事ができました
こいつぁ大変な仕事です
作業前の状態
車のボディもガラスも長年の水垢でえらい事になっていました
購入してから今まで10年間一度も磨いた事がなかったので全体的にくすんだ感じ
そのためいつか綺麗にしようとは思っていたんです
今回コロナでの外出自粛もあり、休みもまとめて取れたので、それならやってみようという事で今回しました
めんどくさいな、疲れるやろなー、大変やろな、車磨きなんかより勉強の方がしたいな~と、ネガティブな感情出てくるだろうけど
磨いている内にちょっとずつ綺麗になっていく内に気分がよくなるはずだからやりきれるんじゃないか、と無理やりポジティブに考え踏み切りました
でも実際し始めてみると、中々終わらず、途中で辞める訳にもいかず、苦行の様になってしまいました
途中で「音楽でも聞きながらじゃないとやってられん」ということで
このモバイルスピーカーで音楽を聞きながら作業していました
こいつは防水で作業中に水がかかっても全然大丈夫なので、すぐ近くにおいて音楽をかける事ができます
今回のブログの記事のメインは、素人が機械磨きをするのは本当に大変やけど、音楽を聞きながら騙し騙しするとなんとかできましたよ、という内容かもしれません
特に「AirPods Pro」をつけながらすると理想的じゃないかな
この車の機械磨きなのですがYoutubeでは沢山の方が動画を挙げられています
みんな簡単そうに磨くものですから自分もできそうだ、と思われる方もいるかと思います
ぼくがそうでした……
彼らはプロですから簡単そうに効率的にできるんですね
素人はそうはいきません
なのでこれから機械磨きを始めてみようと思われる方や、特に運悪く一度機械磨きを始めてしまい、途中でやめるにやめれなくなった方々の参考になればという事で今回ブログに書いておきます
で、作業後の車は努力の甲斐があってこんな感じになりました
ヌルヌル、テカテカ
でもしんどかった
今回は作業方法や作業に使った道具、手順などを紹介していきます
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作業方法
はじめは機械磨きなので2,3日あれば磨ききれると思っていましたが現実は甘くありません
下の図では車の各部を16ヶ所に分けていますが、ぼくの場合は1日あたり2~3ヶ所が限界でした(・・;)
綺麗になるは嬉しいのですが、とーーーーても疲れます
GarageLive!オークション 様より引用
You tubeの動画では1日で全て磨き終えるようなものもいっぱいありますが、施工されているのはほとんどがプロの方
ぼくみたいな素人では作業効率は全然違います
しかも今回磨くのに使った機械は、素人が使っても車へのダメージが少なく安全と呼ばれているものだったため、磨く力が弱かったのも時間がかかった原因の1つではないかと思っています
なのでぼくみたいにこの機械を使って初めて機械磨きをする様な方は、何日かに分けてする事をオススメ
一気にやろうとすると作業が雑になるわ、綺麗にならないわで悪循環になって磨くのを途中で辞めてしまうリスクが高まるからです
基本的な大まかな流れとしては、
その日に磨こうとする部分を マスキングで囲った後 ⇒ 洗浄 ⇒ ボディなら鉄粉取り ⇒ タオルで水分を拭き取りブロアで乾燥 ⇒ ポリッシャーで磨き ⇒ 洗浄して油膜をとる ⇒コーティングといった流れになります
これが全て
書いたらたった2~3行ですが、もうとんでもなく時間がかかります
ボディじゃなくガラス面なら鉄粉取りの工程は省けますが、ガラスについた水垢は頑固でボディよりも時間がかかりました
主に使用した道具
●マスキングテープ
磨きたくない所守ったりするのに便利
特に樹脂パーツにコンパウンドが付くと除きにくい上にコンパウンドが目立つのでマスキングは必須
下準備8割、仕事2割といいますが、本当に下準備がほとんど全て
あとマスキングテープは幅が太いのと細いのの2種類を用意しておくと便利
細いのはカーブをマスキングする時便利ですし、太いのはカバーする範囲を広くできます
更に大きな範囲をマスキングする際には下のマスカーが便利
●手袋
コーティングする際に手の油分がついてしまうとコーティングの支障になっちゃいます
この手袋はゴツくなくしかも透湿効果が高いため蒸れず快適に作業をする事ができました
これも必須な道具といえます
汗でベトベトならないのでストレスが貯まりません
農作業でおばちゃん達がよくつかっている手袋ですので実用性はバッチリ
コーティングする前に使う洗剤はアルカリ性なので素肌だと肌を痛めてしまいますので、コイツをつけて保護しておきましょう
●ジェットノズル
洗車の前の水洗いの際やこびりついたコンパウンドを洗い流すのに使えます
高圧洗浄機繋がなくても勢いある水流を作る事が出来るので便利
またこのノズルと以下のノズルのアダプタが共通して使えます
弱い水流がほしい時にはヘッドを付け替えて使いました
●鉄粉取り
これを使うとボディの鉄粉は取れますが、いくら水をたっぷり使ってもボディ表面を傷つけてしまうので、磨くことが前提の時のみ使う様にした方がいいです
コンパウンドの入っていない黄緑の同シリーズありますが、そのタイプでも傷がつくのでどうせならしっかり取れるこっちの黄色の方がオススメ
●ブロアー
今回これが無かったらスムースに車磨きをすることが出来なかったのではないかと思われるほど大活躍
磨く前に洗車は必須なのですが水分が残っているとまともに磨く事が出来ません
またポリッシャーで磨いていると、その振動で車の隙間から水分が出てきてしまうという事が頻回起こります
ブロアーを使えばその隙間にある水分も事前に吹き飛ばすことが出来るのでトラブル回避出来ました
また磨いた後のコーティングは必須なのですが、磨く際に使ったコンパウンドを脱脂目的で洗剤で洗い流す必要があるのですが、その際にもブロアを使うとかなりの時短になります
今回ぼくはコードレスのブロアを購入したのですが、以前にコードレスのハンディクリーナーを購入した時と同様、リョービの充電電池が使えるのでこのタイプのブロアを購入
コードレスとなると吹き飛ばす力が弱くなるのではないかと不安に思ったのですが、結構強力で見事に水分を吹き飛ばしてくれました
●ポリッシャー
今回、磨くのにメインで使用した道具
Youtubeでも簡単に改造する方法も紹介されていますが、ぼくは今回どノーマルで使用しましたがパワーは十分だったので改造は不要
またこのどノーマルなポリッシャーでも最大パワーで使うとフェルトバフ破れるというトラブルが発生しました(無名のメーカーではなくボッシェのバフ)
またこのポリッシャーはパワーを変えられるため、何とかリカバーする事ができ磨ききる事ができました
安価なポリッシャーではパワーが変えられないので注意が必要
●延長コード
ポリッシャー本体のコードは2mと短かすぎるしそのまま無理に使うとボディにコードが何回も接触するので購入
ポリッシャーと同じメーカー製で一口なのでかさばらず取り回しもよく、適度なしなりと太さがあり便利でした
●バフ
(車体用)
水垢が強くみられていたため今回は研磨効果の高いボッシェの「羊毛ボンネット」と、仕上げ用に同じくボッシェの「スポンジバフ」、あと「羊毛ボンネット」の効果がいまいち感じられなかったため、ポリッシャーに付属で入っていた「スポンジバフ」を使用
「羊毛ボンネット」を長時間使っていると羊毛の毛先が絡んで塊となり、それがシャリシャリ音をたてるため車体が傷つかないかヒヤヒヤするので精神衛生上あまりよろしくありません
その場合毛先をハサミで切る事でリカバーできます
「羊毛ボンネット」は今回の使用でボロボロになってしまったので耐久性はそれほどないと思います
(ガラス用)