米びつ(キッチンストッカー)を再塗装
はじめに
作業場②の流しの横に置いている米びつ(キッチンストッカー)が経年劣化でサビなどでボロボロになっていたので、今回再塗装する事にしました
米びつとしては使用していないのですが、フックにレジ袋を引っ掛けて簡易ゴミ箱や洗剤類や清掃用品などを置いて便利に使っています
もともとはセキスイのキッチンキャビネット(KCS-200)という名前の商品みたい
水回りが近い影響でか、特にそちら側がサビでひどい事になっています
中の容器などを取り除くとスライド式の棚の所も特に左の流し側がボロボロ
このスライドの棚は本来ここに炊飯ジャーなどを置く所みたいです
この棚のベースはMDF素材となっているのですが、劣化して木材がポロポロと崩れています
ここも今回木工ボンドで表面をコーティングして崩れない様に補修する予定
以前にMDF材をボンドで補強した記事はこちら ⇒ 棚作成(劣化したMDF材を補修)
ここからは米を入れる所なのですがレジ袋を入れています
注意書きにはお米以外は入れない様にと書かれていますが、ご飯は食べないので自己責任でこの投入部から入れて、投入部から取る様な使い方をしています
またこの米びつにの天板にはコンセントがついていたのですが、古すぎて不安なのでコンセントを電源につなぐような事はしていませんでした
今回塗装するにあたり天板を分解して確認した所、問題なさそうなのでこのコンセントも使う事に
天板を分解するとこんな感じ
かなりシンプルな作りになっています
今回この米びつを塗装するために元あった場所から動かしてみると、横の流し側の壁の塗装が劣化している事を発見
この棚を置いている所の流し側の壁も劣化して、塗装が剥げてきていました
今回ついでに塗装していきます
米びつを塗装
米びつを塗装する際の手順としては、外せる部品は外し、汚れやサビ取りした後、脱脂、その後水性ペンキをスプレーガンを使って吹きつけ、乾燥したら組み付けて完成、という流れです
分解
外せる部品は外していきます
まずは劣化した棚部分
大体がボルトで固定されているので分解も簡単
サビ取り
いつものマジックロンやスクレイパーなどを使ってサビ取りをしていきます
天板部分のサビも酷かったです
硬いサビにはスクレイパーを使用
スライドテーブルを補強
木片がポロポロと剥がれてきている棚を補強
ダイソーのローラーを使って木工用ボンドを表面につけてコーティングしていきます
脱脂
いつものシリコンオフで脱脂
マスキング
塗装しない所はマスキングテープやマスカーで養生しておきます
ついでにこちらも脱脂した後マスキングして塗装していきます
塗装準備
スプレーガンで塗装
以前に車庫を塗装した時に使ったペンキ屋くん(電動スプレーガン)で塗装していきます
塗料は今回はこちらの水性塗料を使用
塗料を水で薄めて使用
前回使用したのは油性塗料だったので今回は扱いはとても楽でした
問題発生
天板をスプレーで拭いていると、しっかり脱脂したはずなのに弾かれてしまいました
思いっきり弾いていますやん
油分が金属まで染み込んでいた様子
そこで塗装を一旦剥がして、ミッチャクロンを拭いてから再度塗装する事にしました
これで無事に弾かれずに塗ることができました
マスキングを外す
しっかり乾く前にマスキングしたてテープやマスカーを外します
乾いてから外すと塗料がマスキングテープなどに塗料がついてきて剥がれる事があるからです
壁もキレイになしました
組み立て
だいぶキレイになりました
もちろんスプレーガンのため中もキレイに塗れました
サビないように周辺環境を改善
この米びつには、写真の様に水切りカゴをS字フック3個で固定していたので、そのあたりを改善してきます
こんな状況でした
ダイソーでシンクスライド棚が売られていたので、これとバインド線を使います
この2つを使ってこんな感じの水切りカゴを乗せる台を作りました
米びつと接触する所は「シンクスライド棚」に付属していたビニルカバーで覆う様にしました
水切りカゴを乗せるとこんな感じ
斜めになったので以前より水切りはしやすくなりましたが
水が乾燥したあとに白くなる水垢はどうしても残ってしまいます…
ステンレスの板を曲げてこの台の上につけてみようかと考えています
曲げるための道具は買ってはいますので時間を作ってする予定
米びつの側面につけていたフックなどもそのままでは、塗装を剥がしやすくしてしまうので熱収縮チューブを使って加工
米びつと接触する所をカバーする事ができました
こんな感じでレジ袋を吊るします
同じような感じで他のフック類も加工
最後に
長年気になっていたのですが、今回しっかりキレイにする事ができたので満足度が高いです
まだまだあちこち手直しが必要な所があるのでいい気分転換になると思います